道草一葉

暮らしの道草をしている時に見つけた一葉の綴り

『CHOICE』もう一人のアンネフランク自伝📖

数日前から初めて耳にした低温注意報🍂


秋の訪れを早くも感じる長月の始まり🍁🍄


日本で八月は、終戦記念日、原爆投下の月でもある、、、


お盆の期間でもある八月に


二年目のコロナ禍の人々の思考に


戦時中の思考回路と少し重なって


感じられる点が数点あった、、、


そんな中、雑誌の紹介か何かで目にした


『CHOICE』もう一人のアンネフランク自伝


アウシュヴィッツに収容され生き延びた


著者の壮絶なる少女時代から


93歳となる現在も臨床心理士として


自己を常に確認しながら


他者に役立つ事があれば手を差し伸べる日々が


書き綴られている📖


避けられなかった過去の傷


変えられない過去


被害者だが、被害者で留まる事で


自分の人生が止まり


加害者にいつまでも囚われている怒り💢


戦争だけでなく


生きている中で陥る事がある心の傷に


症例も織り込ませながら


自分を救えるのは自分と悟る


著者の母親がアウシュヴィッツで並ぶ列を分断された際に


著者へ別れる最後に残した言葉


『私たちは自分の行き先を知らない。これから何が起こるのか知らない。だけど、あなたの心の中にあるものを奪える者などいない』


魂は誰も奪う事はできない!ということとして


私の心に重く刻まれた


力強い言葉でもあり、、、それほどまでの悲しみが世には散りばめられている現実。


過去の選択に後悔する事も多々あること


しかしながら自己の選択は=自由でもある


一読しただけでは、噛み砕いて読解できず


図書館の返却日となったため


購入して再読しようと思う程の熱量の一冊📖


自分を見つめ直す秋の夕暮れにお勧め本🌙


今宵は、新月、久しぶりにやる事リストを


連ねてみようか🌚