道草一葉

暮らしの道草をしている時に見つけた一葉の綴り

半年が過ぎていた、、、

コロナ禍は、映写機📽の様に月日が流れていく


幸いにも体調を崩す事なく


ただ着実に歳は重ねられていて、、、


両親の老化を目にする度に確信し


それに伴い、小忙しい日々となる。


時に自分を見失いそうになる時もあり


そんな時の支えが、家族や友人であったり


偶然にも巡り合うブログや本であった。


最近、勉強になった本は、この2冊



『老後の資金が足りません』の垣谷美雨さんの


最新作『もう別れてもいいですか』📚


ショコラさんのブログから興味を持ち


早々に図書館へリクエストしておいたので


早く手にする事ができた。


私の両親は、恋愛結婚であったのに


子ども心に決して仲の良い夫婦に感じなかった事もあり


結婚相手の第一条件は、優しい男であった。


だから、夫は、穏やかで優しい男。


これまで、仲が良くない夫婦を見聞きすると


両親の事を思い出し


そんな事なら早く別れれば良いのにとか


結局は、自業自得なのかもなど


少し見下した視点で捉えていた、、、


この作品を読み、目が覚めた。


主人公と少し世代や環境が違うものの


世の中には、多種多様な夫がいて


それは、結婚前に気づかない事も多く


新たな家族、親族も増える事で変わる現状もあり


妻は、離婚とよぎっても、経済的なハードルの高さから飛び越えられない現実に埋没される。


主人公が患っていた夫原病に様々な症状がある事も知った。


この歳になっても知らない知識の多さに


なかなか他人の靴を履く事の難しさを実感した


もう一冊の中谷美紀さんのエッセイ


『オーストリア滞在記』では


ただただ、中谷美紀さんの豊富な知識と


物事に対する真摯な姿勢に脱帽した😵‍💫


少し歳下の彼女の人生は、同じ人間とは思えない歩みであり、パワーを感じた✨


そして俳優という職業のゴールの見えないスキルにご自身の人生を投下したままで良いのかと思惑される日々を読みながら、全く違う立場ながらも改めて生き方を考えさせられた。


2冊の本を読了した直後にロシアとウクライナ問題がニュースで流れた。


映写機の様な日常で良いのかと思いながらも今週も始まってしまった😰